
寒い季節が近づいて来ると、甘いスイーツが無性に食べたくなりませんか?
どうして、冬に甘いものが食べたくなるのでしょうか。
今回はその理由3つについて解説していきます。

冬に甘い物が食べたくなる3つの理由
冬は代謝が上がりやすいため、エネルギーを消耗しやすい
ヒトの体は一定の体温を保つようになっています。
冬になると低い外気温で体温が下がり、体温維持のためにエネルギーを多く必要とします。
そこでエネルギーの吸収に効率の良い甘いものを冬は欲します。
その中でもチョコレートは炭水化物や脂質が高く、少量でも必要エネルギーを補うことが可能なので冬に適しています。冬のチョコレートは美味しく感じますよね。
しかし、カカオは体を冷やすともいわれているので食べすぎは要注意です。
クリスマスやバレンタインなどのイベント効果
冬のイベントといえば、クリスマスやバレンタイン。
ケーキやチョコレート、その他スイーツをお店でもテレビでも雑誌でも目にするようになります。
実際に目にすること、そしてそれを食べて美味しいと感じた記憶がきっかけで甘いものが食べたくなるという心理的な誘導も一つの理由として考えられます。
寒さから鬱になりやすい
冬は寒くて暗いことなどが原因で、気分が落ち込みやすくなります。
(季節性感情障害の一種として冬鬱というものがあるようです)
その状態の回避するために甘いものを食べたくなるようです。
我慢はしすぎないで身体の声にも耳を傾けて
冬に甘いものを食べたくなるのは、さまざまな要因が重なっているのです。
もちろん食べ過ぎやスイーツの日常化は良くありませんが、身体の欲求に素直に従うことも心身ともに健康でいるためには大切ですよ。
甘いものを食べる時の気をつけるポイント
空腹時は食べない
極端にお腹が空いている時に甘いものを食べるのは要注意。
空腹の状態で甘いものを摂取すると急激に血糖値が上がってしまい、インスリンが過剰に分泌されてしまいます。
インスリンは糖質を脂肪に変えて体に蓄える働きをするので、体に脂肪を溜め込みやすくなってしまうのです。
甘いものを食べる時は空腹時を避けましょう。
時間帯を意識する
時間によって「太りやすい時間」と「太りにくい時間」があります。
太りにくい時間帯は、体内に脂肪を溜め込む「BMAL1」というたんぱく質の分泌が少ない12時から15時頃。
逆に「BMAL1」の分泌量が多いのは22時から2時頃と言われています。
間食は夜中ではなく「3時のおやつ」に食べましょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることは甘い物に限らず、ダイエットではとても大切です。
よく噛むことで満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防いだり、食べ物の消化を促したりしてくれます。
たくさん噛むことを意識して、ゆっくり時間をかけて食べることが満足感にもつながります。

